オンライン英会話の1レッスンの単位は25分が基本です。スクールによって50分などの場合もありますが、よくよく見ると25分を2回で50分としていたりします。
この25分という時間、なぜこの長さなのでしょう?
短いようにも感じるし、いざやってみたら長く感じるかもしれないし…
でも実はこの時間は集中力をキープできるとても理にかなった長さなんです。集中力をキープして生産性を上げる時間管理術「ポモドーロ・テクニック」にも適用できるというのもポイントです。
なんで1レッスン25分が理にかなっているのか?
これからレッスンを始めるにあたってよくわからない長さ。25分。
理にかなっているという理由は次の通りです。
・集中力をキープできる時間
・25分ごとに(自分が)休憩できる
・25分ごとに(講師が)休憩できる
・時間を作りやすい。1時間よりもハードルが低い
集中力をキープできる時間
人の集中力が持続するのは90分間が限界と言われています。大学の授業は1コマが90分だったりしますよね。
でも集中力が続く時間は人それぞれ。1時間集中し続けるのも大変!という場合も多いです。
なので25分というのは長い間集中できないという人に適した時間なんです。
25分ごとに休憩できる
パソコンやスマホに向かって一気に1時間も話すのは大変ですよね。まぁ長電話と思えばそうでもないですが、それは集中しながらレッスンを受ける1時間とは全くの別物です。集中力が切れてきたときに休憩に入ることで、メリハリをつけて効果的にレッスンを受けられます。
これは自分と講師の両方に言えます。特に講師は25分ごとに休憩しないとつらいでしょう。ぶっ通しでレッスンを教えていたら、とても質の良いレッスンを提供できるとは思えません。1回のレッスンが1時間、まして90分だと講師に負担がかかってしまいます。
その点、25分で1レッスンだと、25分レッスン⇒5分休憩⇒25分レッスン⇒…というように、メリハリをもってレッスンを提供できます。レッスンを受ける側にもそちらの方がメリットありますよね。
時間を作りやすい。1時間よりもハードルが低い
何かを始めるときに挫折する原因の1つに「時間を作れない」というものがあります。いきなり1日1時間を作ろう!と思ってもなかなか作れないものです。「朝に30分、夜に30分の空き時間は作れるけど、連続で1時間作るのはちょっと…」ということもあります。
その点25分だと時間を作りやすいです。空き時間を利用できるので、時間を作るというハードルも低くなります。
25分だとポモドーロ・テクニックにも適用できる
ポモドーロ・テクニックは、エンジニアやデザイナーなどクリエイティブで高い集中力が必要な人を中心に取り入れられています。
ポモドーロ・テクニックの方法とは、短めの作業と短い休憩を繰り返すことです。具体的には「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返します。
作業時間を短く区切るだけでなく、1ポモドーロ内で決められたタスクを終わらせられるよう努力することが大切です。それが集中力に結びつきます。個々の作業時間は短いので、途中で集中力が途切れるという心配は少ないでしょう。集中すると疲れますが、こまめに休憩を取ることで回復しますので、集中力の高い状態が一日の中で断続的に増え、それが結果的に生産性の向上につながります。
ポモドーロ・テクニックは「25分の作業+5分の休憩」が1つの単位になっています。英会話の1レッスンが25分なので、このテクニックにそのまま適用できますよね。
生産性を上げるこのテクニックに適用できることで、より効率的に英会話レッスンを受けられるようになります。
具体的なやり方はYouTubeに上がっています。
でも25分だと効果がないんじゃ…?
私の例ですが、毎日レッスンを続けていると以前よりもスムーズに会話できるようになってきました。日本にいると英語を話す機会はほぼないので、25分だけでも効果を実感できると思いますよ。実際にペラペラレベルまで話せるようになっている方もいます。
効果を出すためのコツはとにかくたくさんやること!…ではなく、継続することです。急いで上達したい気持ちはわかりますが、挫折しないことをまずは目指していきましょう。そうするのが結果的に一番効率のよい方法だったりします。
挫折しない方法が分からない。習慣化するのが難しい。と思っている方は下記の記事をご覧になってください。すぐに実践できる習慣化のコツを紹介しています。
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